「プロジェクト」です。
これは仕事のレベルが他の「タスク」や「コンペ」よりも少し高いです。
求められる内容、分量、どちらも高度なものになり、
報酬もそれに見合ったものになります。
私は、それ相応の報酬でないと取りにいかない、
また、誘いがあっても受けないことにしてます。
それらの仕事は、
「文章を書くのが好き」といったレベルでは難しいと思います。
途中で「もう無理、できない」と投げ出すことなく、
定められた納期までに仕上げ、クオリティも高い、
それらは「仕事」として文章を書いているライターでないと揃えられないでしょう。
条件のいい案件は多数の方が受注を希望するため、
競争率が高くなりますが、抽選で選ばれるわけではないです。
実績で選ばれることがほとんどですね。
あるいは、格安の料金で受けると申し出た方が受注することもあるかもしれません。
私は基本的に、発注者が提示した報酬金額を下回る額で
仕事を受けることはありません。
金額を見て、内容に見合っているなら受注希望を出しますし、
それは安いだろうと思えば手を挙げませんし、
オファーがあってもお断りしてます。
ただ、この「プロジェクト」も含めて、クラウドソーシングの発注者側には
いろいろと問題があることも多くあります。
こういったサイト経由以外の仕事は、
広告代理店や制作プロダクションから発注を頂くのですが、
その場合は発注側もプロですから、制作指示も仕事の打ち合わせも的確で、
仕事がスムーズに進みます。
しかし、クラウドソーシングの場合は、そうでないこともけっこう多いのです。
指示があやふやだったり、いいかげんだったり、
いらない手間や時間がかかることも多いのです。
最初は「体験記事風に」と指示されていたのに、
納品した後に「説明文調のほうがよかった」と言い出したり、
同じく納品後に「この言葉は使わないでほしい」と禁止ワードの指定をされるなど、
そんなケースもありました。
「なぜ最初にそう言わないんだ、書き直す時間が無駄だろう」と思いますが、
慣れていないのだろうとしかたなくも思います。
ただ、ありがたいのは報酬の取りっばぐれがないことですね。
この業界は支払いがいいかげんな会社もあるんですよ。
当初の支払いの約束から半年以上先延ばしにされて
怒って督促してやっと原稿料をもらったけど、
それ以降は仕事の発注がないといった先もあります。
私の側も経理がいいかげんな相手と仕事をするつもりはないですが。
クラウドソーシングサイトの場合は、そのサイトが先に報酬金額を預かり、
仕事が終わったら、サイトから私に支払いがなされる形になっているため
安心感が高いですね。
また、支払いは月に2回、半月ごとの締切と支払いになっているため、
すぐに報酬を得られることはありがたいです。
ただ、報酬の20パーセントを手数料として抜かれるのはきついですね。
まあ仕事の紹介料と、支払いの保険料だと考えて納得はしてます。
中にはその手数料分も上乗せしてくださって、
額面どおりの報酬にしてくださる天使のような発注先もあり、
そういった先の仕事は特に気合を入れて書くようにしてます。
クラウドソーシングはうまく使えばけっこういい報酬が得られます。
しばらくは通常の発注先からの仕事に加えて、
こっちでも仕事をもらって、仕事の幅とスキルアップと収入とを高めます。
仕事をもらっているクラウドソーシングサイトはこちらです。