さまよえるLOVEずっきゅん

大阪の広告制作&ライター事務所 ラッキー・スター。 コピーライター&ライターが気まぐれに綴るたわごと。

ろくでもない話

実録・こんな忘年会はいやだ

昔、在職していた代理店で忘年会が行なわれた。
その会社には1年ほど在籍したのだが、とにかく何かと変な会社だった。
どう変なのかをひとことで言えば、
「忘年会をフランス料理店で開くような会社」である。
社長がそこに決めたと聞き、
「なんでまたそんなとこを・・・」と先輩社員にたずねると、
「あの人たち(社長を含めた一部の管理職社員たち)は
 神経質で潔癖症だから、みんなでひとつの料理をつつくのがいやなんだよ」
と返答され、なるほどなあと納得した。

そして忘年会の日、私とその先輩社員とその他2人の「バカグループ」は
白い布がかかった長いテーブルのいちばん隅っこに陣取った。
カクテルグラスに注がれたシャンパンでの乾杯の後、
静まり返った室内にナイフとフォークの音だけが響く。
時折ひそひそ声の会話が聞こえるが、食器の音のほうが大きいくらいだ。
先輩社員が小声で「なんかこれって、お通夜みたいやね」とささやき、
他の3人がげらげらと笑う。
とすぐさま、テーブルの最前端にいる管理職社員が
「そこ、うるさいぞ、何騒いどんねん」と怒声をあげた。
そしてそれからの約2時間、室内はひそひそ声と食器の音だけが響き、
社長が発案した「じゃんけんゲーム」の時だけ、わずかな盛り上がりをみせたが
ほぼ終始おごそかな雰囲気の中で忘年会は終わった。

静かな忘年会が終わった後、バカグループの4人とさらに加わった1人は
駅に向かって歩く群れからそっと離れ、近くの居酒屋に繰り出した。
そして、量の少ないお上品なフランス料理では充たされていなかった腹に
どてやきだの砂ずりだの油ギトギトの揚げ出し豆腐だのを流し込み、
生ビールを何杯も飲み、ろくでもない話やら、下ネタやらを
さながらお互いにぶつけ合うかのように話しまくり、
腹をかかえて笑い、とあらためて忘年会らしい忘年会を堪能したのであった。

続・フリーランスは自由なのか? 

フリーランスや、事業主は時間が自由でいいと
勘違いしているやつがいると先日書いた。
確かに束縛はないし、休もうと思えばいつでも休める。
けど、休んだら金が入ってこない。
仕事も選べないのは書いたとおり。
自由に好きなことをして金をもらえるなどと、
甘いとしか言いようがない。
すべて自分でリスクを負っている。


会社員の場合、指示されたとおりに、
会社の方針にしたがって仕事を進めてミスをして損失を出したのであれば、
会社はそれを厳しくとがめだてはしない。
始末書くらいは書かされるかもしれないけど。
しかし、指示を無視して自分の好きなようにやって
ミスが起こったとか、手を抜いてミスをしたとなれば話は別だ。
何らかのペナルティを課せられて当然だろう。

業務命令や指示に従いたくない、
自分のやりたいようにしたいというなら、
それに対しての責任も自分で負うべきだ。
会社の指示どおりにしてミスをして損失が出たなら、
それは会社が責任を負う、それでいい。
しかし、勝手に自分のやりたいことをやって、
そのことが損失につながったのなら、
自分自身がその損失を賠償すべきだろう。
フリーランスや事業主は常にそれを頭においている。
自分のやりたいようにやれる、しかし、
それが損失につながれば、自分で責任をかぶるしかない。

何をしても給料が減ることはない、
自分の腹が痛むことはないという状況で、
自由に仕事を選びたいだの、好きな時に休みたいだの、
それができないのは不満だの、
ぐだぐだいうのは子どものわがままといっしょじゃないか。
好き勝手をしたいのなら、
それによって起こるリスクは自分で背負うべき、
損失が出たらその分給料減らしてもいいというくらい
腹をくくって上に申し出ればいい。
そこまでできないのなら、会社の指示や方針どおりに動くべきだね。

そういう理屈もわかっていないやつが、
会社に不満だからフリーになるなどと、寝言もはなはだしい。

フリーランスは自由なのか?

ある知人から連絡があって、「会社をやめたい」とのこと。
やめてフリーになることも考えているので
どうすれば仕事をとれるのかを教えてくれと言われた。
教えることは教えたが、...
フリーランスについて勘違いしている部分が多く、
フリーとしてやっていくのは無理だと思う。

「フリーは時間が自由でいい」そうだが、
フリーは動いた分しか金にならないのだ。
出社すればそれだけで金をもらえるわけでもなく、
会社の業績がどうであれ、毎月決まった日に
決まった額の給料をもらえるわけでもない。
自由にさぼれるとか休めるなどとんでもない。
さぼったら金を作れない。
私はいちおう日曜日を休日としているが、
実際には出勤して仕事をすることがほとんどで、
年鑑を通じてまともに休む日ってのはほとんどない。
そうせざるをえないのだ。

「フリーは仕事を選べる」そうだが、
そんな立場のフリーランスはどれだけいるのか。
案件がたくさんあってその中から選んで書く形式もあるが、
それらは報酬が安い。
依頼を受けて書く仕事は、選ぶことなどなくすべて受ける。
断れば二度と仕事が入ってこないからだ。
受けた仕事は全力でクオリティの高いものに仕上げる。
手抜きはすぐにばれるし、手を抜くやつには仕事を発注しないだろう。

好きなことばかりやって金を稼げるほど甘くない。
「広告にボクシングに、好きなことを仕事にできて 幸せですね」と
書いてあったが、冗談じゃないよ。
趣味としてやっているなら楽だが、
仕事としてやるとなると話は別だ。

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