一時期、オープンのコンペに積極的に参加していたことがある。
オープンとはいえ会員制で、会員になれるのはフリーランスのクリエイターである。
募集されるのはデザイン系なら、ロゴ作成やWEBサイト作成、
ライター系なら、ネーミングやキャッチコピー、あるいは記事作成といったところだ。
私はもちろんライター系の仕事を専門にして選択しているが、
何でもかんでも応募するわけではない。
まず、報酬が割に合わないものは受けない。
たとえば「400字の文章100本を5000円で」などといった
案件があるが、1本あたり50円ということである。
そんな金額で書けるかいと即刻無視をきめる。
そう考えるのは私だけでなく、その依頼案件に対しての応募は1人だけであった。
次に、依頼内容があまりにも抽象的過ぎるものも無視する。
たとえば「新規開業する居酒屋の店舗名ネーミング」で
詳細を見ると「チェーン展開を目指す居酒屋です」としか書かれていない。
それだけでどうやって店名を考えろというのか。
ターゲットとする客層は? 年代は? 出す料理の内容は?
店の造作は? その他必要な情報はたくさんある。
「若い女性を主に集客したい洋風居酒屋」と
「各地の地酒をとりそろえた日本酒好きのための店」とでは
考える方向もできあがる名前もまったく違ったものになる。
あらゆるパターンを考えて、それらひとつひとつに対しての名前をいくつも考え、
どれか当たるだろうと乱射をする方法もあるが、
このコンペでは1つの依頼に対して提案できる件数に制限があるのだ。
なので具体的なイメージが固まらないとそれに沿ったネーミングができない。
ある時期、本業の仕事も多忙であったため、
コンペの参加が片手間以下の適当なものになってしまい、
出来は「今ひとつ」~「ろくでもない」といったことが続いた。
その「ろくでもない」ものであるが、
まず「フコイダンを主成分とした画期的な健康食品のネーミング」に
応募したうちの1本が「スゴイダン」。
次に「オーストラリアの物品を輸入販売するWEBショップのネーミング」に
応募したうちの1本が「レッツ豪」。
くだらねえ・・・けどまあとりあえず応募しとくか、と
WEB上の応募フォームから送信したところ、即座に瞬間却下された。
えっ? なぜ? どうして? あまりにもくだらないから?
なぜだなぜだと却下メッセージを読んだところ、
「既に同じ内容の提案が出されているため」と書かれていた。
くだらないことを考えるのは私だけではなかったのだ。
うーん、ただくだらないだけではなく、
「くだらないけど独創性がある」くらいでないと、
戦っていけないということである。
募集されるのはデザイン系なら、ロゴ作成やWEBサイト作成、
ライター系なら、ネーミングやキャッチコピー、あるいは記事作成といったところだ。
私はもちろんライター系の仕事を専門にして選択しているが、
何でもかんでも応募するわけではない。
まず、報酬が割に合わないものは受けない。
たとえば「400字の文章100本を5000円で」などといった
案件があるが、1本あたり50円ということである。
そんな金額で書けるかいと即刻無視をきめる。
そう考えるのは私だけでなく、その依頼案件に対しての応募は1人だけであった。
次に、依頼内容があまりにも抽象的過ぎるものも無視する。
たとえば「新規開業する居酒屋の店舗名ネーミング」で
詳細を見ると「チェーン展開を目指す居酒屋です」としか書かれていない。
それだけでどうやって店名を考えろというのか。
ターゲットとする客層は? 年代は? 出す料理の内容は?
店の造作は? その他必要な情報はたくさんある。
「若い女性を主に集客したい洋風居酒屋」と
「各地の地酒をとりそろえた日本酒好きのための店」とでは
考える方向もできあがる名前もまったく違ったものになる。
あらゆるパターンを考えて、それらひとつひとつに対しての名前をいくつも考え、
どれか当たるだろうと乱射をする方法もあるが、
このコンペでは1つの依頼に対して提案できる件数に制限があるのだ。
なので具体的なイメージが固まらないとそれに沿ったネーミングができない。
ある時期、本業の仕事も多忙であったため、
コンペの参加が片手間以下の適当なものになってしまい、
出来は「今ひとつ」~「ろくでもない」といったことが続いた。
その「ろくでもない」ものであるが、
まず「フコイダンを主成分とした画期的な健康食品のネーミング」に
応募したうちの1本が「スゴイダン」。
次に「オーストラリアの物品を輸入販売するWEBショップのネーミング」に
応募したうちの1本が「レッツ豪」。
くだらねえ・・・けどまあとりあえず応募しとくか、と
WEB上の応募フォームから送信したところ、即座に瞬間却下された。
えっ? なぜ? どうして? あまりにもくだらないから?
なぜだなぜだと却下メッセージを読んだところ、
「既に同じ内容の提案が出されているため」と書かれていた。
くだらないことを考えるのは私だけではなかったのだ。
うーん、ただくだらないだけではなく、
「くだらないけど独創性がある」くらいでないと、
戦っていけないということである。