2年ほど前だが、
フェイスブックに知己のない方から友達申請が送られてくることがあった。
私は「面識がない方の申請は無視する」とか
「知らない人とはつながりを持たない」といった方針はとっておらず、
誰の申請も受けることにしている。
「知り合いでないなら、これから知り合いになればいいじゃないか」と
考えているので、どなたの申請であれ「ほぼ」受けている。

しかし、最近のことだが、変な申請が目立つようになってきた。
きまって女性の名前なのだが、知己のない方、
または友達登録している女性の方と同姓同名の方から
友達申請が送られてきて、
承認した後、たいていはその翌日か翌々日あたりになるが、
その方からあらためてメッセージが送られてくる。

内容は、「承認ありがとうございます」から始まって、
それはいいのだが、
途中から「フェイスブックはもうやめようと思います」となり、
「今後はこっちに連絡ください」と
ヤフーのフリーアドレスが書かれてある。
こういった流れの文面がひとつのパターンとなっており、
それを目にするたびに
「またこれか」と友達の承認を取り消している。

そのフリーアドレスに返信を送ったことはないが、
送ったら次はどうなるのだろう。
そして、最終的に行きつく先はどこだ。
一度試してみて、それをネタに記事を書いて
どこかに売ろうかとも思ったのだが、
記事にするにはそこそこのスペクタクルや、
バイオレンスの要素がなければ成り立たないだろう。
そういう体験はしたくないし、
結局その先に何が待っているのかは今も謎のままである。