• 2015年08月24日 06:13
  • はじめまして、公募賞に挑戦する素人です。記事読ませていただきました。共感致しました。
    グッド・ジョーブは、私も当時スルーできなくて、悶々としておりました。
    たまたま一致した可能性もあるでしょう。
    異なる公募賞であれば、審査する側も過去に他の賞で類似作品が入賞したことまでは
    リサーチしきれない場合もよくあると思います。
    しかし、何なんでしょう、この脱力してしまう感・・・。
    自分の能力の乏しさが一番問題なのですが、頑張って挑戦したのに、
    選ばれたのが過去にあった有名コピーだったもんで、無念感もひとしおです・・・。
    似たコピーを書いてしまったら、その似たものを書いた人に、
    賞金というメリットがものすごく小さく感じるくらいの
    デメリットがあるような気がするのですが、特に何もないのでしょうか・・・。
    パクリ広告は、クライアントが一番迷惑被るというご意見に大変はっとしました。
    私は、そこまで考えを及ばすことが出来ませんでした。その通りだと思います。
    誰でも応募できる公募賞であっても、クライアントが居て、
    それを実際の商品やサービスに使う可能性がある以上、
    素人の私も極力似たコピーは避けようと努力したいと思いましたし、
    皆がそのモラルを心に留めて欲しいと思いました。
    長々すみません。悶々とした感情を思い出してしまい、
    この様な類似コピーの発生が減ることを願って、書きこませていただきました。

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    弓さま

    コメントありがとうございました。

    数年前に朝日広告賞でパクリ疑惑があり、
    その際はその作品に対して入賞取り消しの措置がなされました。
    それによって、クライアントはもちろん、
    結果としてそのパクリをした応募者の保護もなされることとなりました。
    今、「そんなこともあったなあ」と、その作品を再度見ようとしても
    簡単には探し出せません。

    しかし、他の公募広告賞やコンペにおいて、
    パクリの指摘が多数出ているにもかかわらず
    入賞の取り消しをせずに、後々まで長く残る形にしてしまうことには
    はなはだ疑問を感じます。
    それはその入賞者(応募者)には制裁的措置となります。
    自業自得だとすまされるのかもしれませんが、
    クライアントにはマイナスイメージが残ることになります。

    パクリ疑惑が生じた場合、
    応募者にパクリなのかどうかと確認する
    公募賞やコンペの主催者もいるかもしれませんが、
    「パクってはいない」とつっぱねる応募者も多いでしょう。

    1.本当にパクっておらず、偶然の一致であった。
    2.故意にパクった。
    3.故意ではないが、結果的にパクリになった。

    このいずれかになるものと思いますが、
    「3」はわりと多く起こりうるものです。
    以前の記事「パクリ ダメ、ゼッタイ 2」で述べたように、
    過去のコピーやCMを書き写して修練をした際に
    頭の奥底にすりこまれて残っていたそのコピーやCMを、
    無意識に自分の作品としてパクリの自覚なしに書いてしまったケースです。

    これはコピーやCMだけでなく、
    音楽やデザインの世界でも起こりうるものだと思います。

    しばらくこのブログを書いていない間に、
    海外を巻き込んだ大きなパクリ騒ぎが起こり、
    どう収拾されるのか興味を持って見ております。
    上記の1~3のいずれなのかはわかりませんが、
    仮に「2」であっても、名のある制作者はそれを認めることはないでしょう。
    私の意見としては、本人がどう釈明しようと
    これだけ大きなケチがついたものを強硬に使い続けるべきではない、
    ここは一度白紙に戻してやり直すべきだと思うのです。
    幸い、まだ5年あるわけですし、やり直せます。

    それこそ国民の誰もが自由に参加できる一般公募で再度選ぶことにしてはどうかと。
    その大量の応募作の中から10点ほどを最終候補として1か月ほど公開し、
    その間にパクリの指摘が出たものは除外して最終決定を行なう、
    そのような形をとることが最適ではないかと思ってます。