前回記事を書いてから、いつのまにか1か月以上も経過していた。
月日のたつのは早いものである。
今回のテーマであるが、
記事タイトルがパクリそのものである。
もちろん、あえてそうしている。
そのパクリの話であるが、公募の広告賞においてはやたらにパクリが目立つ。
意識してパクったものと、
パクるつもりはなかったけど結果としてパクリになったものの2種類があると思う。
意識してのパクリについては説明の必要もないが、
無意識のパクリはそうなる原因がある。
その原因のひとつが「写経の弊害」である。
コピー年鑑等に掲載されたコピー、
公募賞の入賞、あるいは審査通過等で公開されたコピー、
それらをまるまるノートに書き写す作業、
いわゆる「写経」は制作修業の基本であり、
キャリアの浅いコピーライターや
仕事に行き詰まって基本に立ち返ることを考える中堅以上の制作者が
好んでよくやっている。
この作業は修業としては実に効果的なのだが、
やばい副作用として、
書き写したコピーやCMを、後々自分が創作したものとして書いてしまうことがあるのだ。
実は私もその経験があり、
コピーを書いた後に
「これって、どこかで・・・あ、もしかして・・・」と
あわてて写経したノートを確認すると、
その中につい先ほど自分が書いたものにそっくりなコピーが見つかるといった
そんな失敗も何度かあった。
そんなこともあり、今は写経をしないようにしている。
公募の広告賞の入選作を見ていると、
「どこかで見たようなもの」や
「ニュアンスは変えているけど・・・」によく出くわす。
公募の広告賞は「試作の場」として考えられているため、
少々はめをはずした制作をしてもいいとは思うが、パクリは論外だろう。
最近もある広告賞の入賞作で、
キャッチコピーが「グッド・ジョーブ」となっているものを見たが、
おいおいそのキャッチコピーはそれ以前に別の広告賞で
「協賛企業賞」を受賞してたよなと笑ってしまった。
偶然の一致であろうと信じたい。
(もう1回くらい 続く )
月日のたつのは早いものである。
今回のテーマであるが、
記事タイトルがパクリそのものである。
もちろん、あえてそうしている。
そのパクリの話であるが、公募の広告賞においてはやたらにパクリが目立つ。
意識してパクったものと、
パクるつもりはなかったけど結果としてパクリになったものの2種類があると思う。
意識してのパクリについては説明の必要もないが、
無意識のパクリはそうなる原因がある。
その原因のひとつが「写経の弊害」である。
コピー年鑑等に掲載されたコピー、
公募賞の入賞、あるいは審査通過等で公開されたコピー、
それらをまるまるノートに書き写す作業、
いわゆる「写経」は制作修業の基本であり、
キャリアの浅いコピーライターや
仕事に行き詰まって基本に立ち返ることを考える中堅以上の制作者が
好んでよくやっている。
この作業は修業としては実に効果的なのだが、
やばい副作用として、
書き写したコピーやCMを、後々自分が創作したものとして書いてしまうことがあるのだ。
実は私もその経験があり、
コピーを書いた後に
「これって、どこかで・・・あ、もしかして・・・」と
あわてて写経したノートを確認すると、
その中につい先ほど自分が書いたものにそっくりなコピーが見つかるといった
そんな失敗も何度かあった。
そんなこともあり、今は写経をしないようにしている。
公募の広告賞の入選作を見ていると、
「どこかで見たようなもの」や
「ニュアンスは変えているけど・・・」によく出くわす。
公募の広告賞は「試作の場」として考えられているため、
少々はめをはずした制作をしてもいいとは思うが、パクリは論外だろう。
最近もある広告賞の入賞作で、
キャッチコピーが「グッド・ジョーブ」となっているものを見たが、
おいおいそのキャッチコピーはそれ以前に別の広告賞で
「協賛企業賞」を受賞してたよなと笑ってしまった。
偶然の一致であろうと信じたい。
(もう1回くらい 続く )
グッド・ジョーブは、私も当時スルーできなくて、悶々としておりました。たまたま一致した可能性もあるでしょう。異なる公募賞であれば、審査する側も過去に他の賞で類似作品が入賞したことまではリサーチしきれない場合もよくあると思います。しかし、何なんでしょう、この脱力してしまう感・・・。自分の能力の乏しさが一番問題なのですが、頑張って挑戦したのに、選ばれたのが過去にあった有名コピーだったもんで、無念感もひとしおです・・・。
似たコピーを書いてしまったら、その似たものを書いた人に、賞金というメリットがものすごく小さく感じるくらいのデメリットがあるような気がするのですが、特に何もないのでしょうか・・・。
パクリ広告は、クライアントが一番迷惑被るというご意見に大変はっとしました。私は、そこまで考えを及ばすことが出来ませんでした。その通りだと思います。
誰でも応募できる公募賞であっても、クライアントが居て、それを実際の商品やサービスに使う可能性がある以上、素人の私も極力似たコピーは避けようと努力したいと思いましたし、皆がそのモラルを心に留めて欲しいと思いました。
長々すみません。悶々とした感情を思い出してしまい、この様な類似コピーの発生が減ることを願って、書きこませていただきました。