私はオリックスのにわかファンではないんですよ。
小学生の頃、阪急ブレーブスの頃から好きでした。
熱狂的なファンというわけではないですが。

そんなわけで「オリックス・バファローズあるある」企画の...
話があった時、すぐに手を挙げたんですよ。
10人くらいが応募したみたいで、最終的に私が契約を頂いたんですが、
それまでの実績だけの評価では勝てなかったと思います。
ファンであったという部分が大きかったのではないかと思います。

3月の半ばから原稿を書き始めたのですが
その時はオリックスが優勝争いをするなんて考えてなかったです。
昨年まで5年連続Bクラスで、
今年は戦力的に昨年や一昨年よりも劣ると思ってましたし。
けど4月は好調で、首位を走って、
球団広報の方も「春の珍事になるかも・・・」とか言ってました。
けどそうならずに優勝してほしいと願って原稿を仕上げました。
優勝したら、私の本も注目度が高まるだろうなと、下心です。

実は最初の契約では、
固定額の原稿料をもらって終わりということでしたが、
刊行後の売れ行きがけっこうよく、書店の評判もすごくいいみたいで
「重版がかかったらそれ以降の売り上げに対して印税を払う」と
契約に追加してもらったんですよ。
書店の評判がいいってのはすごくうれしいですね。
書店員の方って本のプロじゃないですか。
客に勧めたい、読んでほしいと平積みにしたり、
店独自のPOPを作って貼ってくれたり、
そういうのを見るたびに震えて喜んでましたよ。

本の原稿書いてる時って、ジムの仕事は別にして、
他の仕事は全部あとまわしにして、それに集中してました。
何度も書き直しをして、魂をこめて、愛情をこめて、
球団側の大幅訂正指示が入って、てんやわんやで直して
内容の入れ替えをして、直すたびにパワーアップして、
いいものを書いたと自信を持ってます。
なので、書店の方々の評価はうれしいですよ。

そして、本が売れて印税が入るのもうれしいですが、
それによって新しい仕事が入るとまたうれしいなと思うのです。

そんなわけで、オリックスの勝敗にはやきもきしてます。
CSは確定してますが、できればリーグ優勝してほしいですね。