運営しているボクシングジムのサイトを管理している。
そのサイトには、ジムの日記&連絡ボードのようなコーナーがあり、
そこは毎日更新している。
その内容は5日分掲載しており、新しい記事を書いた際には
5日前に書いた記事を消している。

ただ、せっかく書いたものを消滅させてしまうのもなんだかなあと思い、
バックナンバーとして残せるように、
そのコーナーの記事をブログに転載して公開している。

サイトの記事についてはタイトルはつけていない。
日付を冒頭に書くのみだ。
しかし、ブログのほうはそれでは味気ないなと記事にタイトルをつけている。
その日書いた内容の一部分でもいいのでリンクするタイトルをつける。
ただ、ストレートなそのまんまなタイトルにすると不満が残るので、
できるだけくだらない、つまらない、ちゃらけたものにしようと
いつも意識している。
たとえば、
「暑い日が続きます」と平凡なタイトルでは終わらせず、
「暑むさくるしい男たちの夏は続く」などと、
できるだけ、たわけたろくでもないタイトルにしている。
ただ、文字数は17文字以内に収める。
それを超えるとサイドバーのタイトル欄で1行に収まらず、
改行されてしまうことになり、
画面上の美観を損なうことになってしまうのだ。

先日のことだが、そのブログのアクセス数が跳びはねるかのように
急激に増えたことがあった。
なんでだろう? と不思議に思い、その日の記事とタイトルを確認して
ああ、なるほど、と納得した。

その日は選手登録をした際に発行される選手手帳に関して
あれこれ説明を書き連ねた。
その中で、表紙には写真を貼ることになっているのだが、
その写真はスピード写真はいいけどスナップ写真はだめだ、
プリクラは論外ね、といったことを書いた。
そして、その記事のタイトルはその部分にリンクさせたものにした。
本来なら
「選手手帳の写真はちゃんとしたものを」とでもするのだろうが、
それではあまりにも芸がないので、
「選手手帳に壇蜜の写真貼り叱られる」とした。

アクセス数急増の原因はたぶんこれだろう。

ブログ記事タイトルのネーミングについては、
キャッチコピーと同じだとは考えていない。
アクセス増加を狙おうとかまったく考えていない。
ただ単に平凡が性に合わず嫌い、それだけなのだ。