さまよえるLOVEずっきゅん

大阪の広告制作&ライター事務所 ラッキー・スター。 コピーライター&ライターが気まぐれに綴るたわごと。

パクリ ダメ。ゼッタイ。 その2

前回記事を書いてから、いつのまにか1か月以上も経過していた。
月日のたつのは早いものである。

今回のテーマであるが、
記事タイトルがパクリそのものである。
もちろん、あえてそうしている。

そのパクリの話であるが、公募の広告賞においてはやたらにパクリが目立つ。
意識してパクったものと、
パクるつもりはなかったけど結果としてパクリになったものの2種類があると思う。
意識してのパクリについては説明の必要もないが、
無意識のパクリはそうなる原因がある。
その原因のひとつが「写経の弊害」である。

コピー年鑑等に掲載されたコピー、
公募賞の入賞、あるいは審査通過等で公開されたコピー、
それらをまるまるノートに書き写す作業、
いわゆる「写経」は制作修業の基本であり、
キャリアの浅いコピーライターや
仕事に行き詰まって基本に立ち返ることを考える中堅以上の制作者が
好んでよくやっている。

この作業は修業としては実に効果的なのだが、
やばい副作用として、
書き写したコピーやCMを、後々自分が創作したものとして書いてしまうことがあるのだ。
実は私もその経験があり、
コピーを書いた後に
「これって、どこかで・・・あ、もしかして・・・」と
あわてて写経したノートを確認すると、
その中につい先ほど自分が書いたものにそっくりなコピーが見つかるといった
そんな失敗も何度かあった。
そんなこともあり、今は写経をしないようにしている。

公募の広告賞の入選作を見ていると、
「どこかで見たようなもの」や
「ニュアンスは変えているけど・・・」によく出くわす。
公募の広告賞は「試作の場」として考えられているため、
少々はめをはずした制作をしてもいいとは思うが、パクリは論外だろう。

最近もある広告賞の入賞作で、
キャッチコピーが「グッド・ジョーブ」となっているものを見たが、
おいおいそのキャッチコピーはそれ以前に別の広告賞で
「協賛企業賞」を受賞してたよなと笑ってしまった。
偶然の一致であろうと信じたい。


(もう1回くらい 続く )

パクリ ダメ。ゼッタイ。

広告コピーやCMコピーに、パクリと思われるものを時々見かけることがある。
一字一句まったくの同文であるコピー、
細部の言いまわしは変えてあるがほぼ同じ内容のコピー、
それらは「コピーしたコピー」とつまらないダジャレで評され、
それを書いた人、または人たちは「コピペライター」などとバカにされる。
中にはそれを「サンプリングだよ」などと主張する人もいるようだが、
サンプリングはその元となった作品に対して敬意を表して使うもので
「この作品を元にさせて頂きました」と公言する。
単なるパクリとはまったく違ったものである。
もちろんなんでも勝手にパクっていいというものではない。
パクリに関してはまず著作権の問題が起こって来る。
また、クライアントには「パクリ広告(CM)の会社(CM)」と
悪いイメージがとりつくことになる。
それに対して、広告代理店、制作会社、制作者は責任をとれるのか。
「責任をとって退職します」では何の賠償にもならないよ。
むしろそれは責任逃れだろう。

広告は制作者のものではなく、クライアントのものだ。
制作者はクライアントの手足となって広告を作る代行者でしかないのだ。
その制作物で何か問題が起こった時、
その書類や悪いイメージはすべてクライアントがかぶることになる。
そのことを考えると無責任な制作はできないだろう。
クライアントが払った広告費用以上の収益やメリットを生み出すことが
制作者の仕事であり、そうするために最大限の努力をすることが必要であろう。
そう考えると、パクリはもちろんのこと、
「インパクトはあるが、へたをすれば大きな反感をかうかもしれんね」といった
バクチ的な広告は作るべきではないと思う。

(つづく)

Wi-Fi対応のどら猫

オフィスではFM放送を流している。
昨日も聞き流しながら仕事をしていたのだが、
CMのナレーションで
「Wi-Fi対応のどら猫」と流れてきて、
「へっ?」と耳を疑い、そのまま聞き続けたところ、
それは「どら猫」ではなく、「ドラレコ」、
すなわちドライブレコーダーの略であった。
そうだよな、そんなわけがないよな、
すぐに聞き間違いだとわかったので、
電子機器を搭載した猫が魚をくわえて逃げていくさまを
想像するには至らなかったが、
CMをすべて聞かなければ、
「最近はそんな猫がいるのか」と思い込んでいたかもしれない。

これがテレビであったなら、
「どら猫」と聞こえても、画面に映る車内の映像によって
「ああ、ドラレコか」とすぐにわかるだろうが、
音だけで情報を得るラジオとなるとそうはいかない。
それだけに、ラジオCMの制作では、
聞き間違いをされないように、使う言葉を選ばねばならないだろう。

ただ、「へっ?」と注意をひき、そのまま聞きこませるのも
一種の裏ワザのような手法だといえるかもしれない。

けど、そういうのってやはり邪道だと思う。
いくら聞かせる効果があるとしても、私はそういう制作はやりたくない。
もちろんクライアント側からの希望であれば応じるが、
そうでなければそういうのはやりたくないなと思う。
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